茨の木

小林幸子( こばやしさちこ ) 茨の木歌詞
1.茨の木

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

耐えて 耐えて 耐えて
生きて 生きて 生きて
それでも笑えたら良いね

季節の変わり目の雨が降る
坂道(さか)の上は霧で見えない
母の夢を見た
ただ笑ってた
坂道(さかみち)もいつか終わるよ

名も無い花などないように
喩え誰にも気づかれなくても
必ず花は咲く
それでいいじゃない
いつか花は咲く
それでいい

耐えて 耐えて 耐えて
生きて 生きて 生きて
それでも笑えたら良いね

季節を疑(うたぐ)る私がいるから
明日を疑(うたぐ)る時がある
母の夢を見た
ただ笑ってた
季節もいつか変わるよ

頑張り過ぎない諦めない
夢だけは決して捨てない
いつか明日は来る
それで良いでしょう
いつか明日は来る
それでいい

耐えて 耐えて 耐えて
生きて 生きて 生きて
それでも笑えたら良いね

耐えて 耐えて 耐えて
生きて 生きて 生きて
それでも笑えたら良いね


2.道(はないちもんめ)

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

父の手に背伸びして歩いた道
叱られて泣きながら走った あの道
留守番に耐えかねて母を待った道
土産持つ祖母の胸に飛び込んだ あの道

今更に懐かしい あの頃を
今 遠い町でひとり想う
まだ天使だった私を
道は 憶えているかしら

ふるさと 離れて はないちもんめ
ふるさと 恋しい はないちもんめ

放課後に初恋を眼で追った道
草野球 夕焼け ともだち あの道
卒業の熱い胸冷ました道
胸張って町へ出る時 ふり返った あの道

今更に遠い空にひとり誓う
辛くとも 心だけは捨てない
もっと 大きくなった私を
道よ 待っていておくれ

ふるさと 離れて はないちもんめ
ふるさと 恋しい はないちもんめ
ふるさと 離れて はないちもんめ
ふるさと 恋しい はないちもんめ